| 強襲 | いわゆる、力攻めのことで、味方の犠牲を覚悟のうえで強行に城に突入する戦法。攻め入る方の兵力が少ない場合に使われた。 |
| 奇襲 | 城を守っている敵の油断を狙って攻撃する戦法。城の弱点を利用して忍び入り、援軍と偽って城を空けさせ、落城においこむ。 |
| 正攻法 | その名のとおり正々堂々と攻撃する方法。宣戦布告状を敵に送りつけ、兵士や武器を十分に整えて出陣する。 |
| 長囲 | 水攻めや兵糧攻めなどの包囲戦で、持久を要する攻撃戦のことを指す。 |
おおまかな戦法は上の4種類であるが、もっと具体的な戦法を次に紹介する。
| 力攻め | 「強襲」「奇襲」「正攻法」などの攻め方を全般的に指してこう呼ぶ。 力を使って攻める、ということ。城攻めの基本的なパターンとして、ほとんどの場合にとり入れられた。 |
| 兵糧攻め | 敵の城を完全に包囲し、食料・武器・弾薬の補給を断つ作戦。 攻撃の前にあらかじめ、その領地の米・食料を高い値で買い取ってしまうのも、方法の一つ。 敵の抗戦意志は弱まり、占領しやすくなる。 |
| 水攻め | 長い堤防を作り、近くの河川をせきとめて、城の周囲に水を引き入れる。 すると城の周りは水浸しになり、ひどいときは、湖の中に城が浮いているような状態になったという。 秀吉の得意戦法の一つ。 |
| 干殺し | 城内の飲料水を枯渇させるという戦法。忍者などを使って、城に通じる水源を破壊した。 水はいわば城にとっての生命線。断水状態に陥った城内は、戦うどころではない。 |
| 火攻め | 火を使って攻撃する方法。敵城に向かって火のついた矢を放ち、焼き討ちにするという戦法。 城内に忍びを放ち、放火させるという方法もあった。 |
| もぐら攻め | 穴攻めとも呼ばれ、トンネルを掘り進んで攻める戦法のこと。 鉱山の金掘り人を労役に使って、城内につながるトンネルを掘り、 攻撃の突破口を開いたり、城の下に爆弾をしかけて一気に爆破させたりした。 |
| <調略 | 使うのは人間の頭のみ。内部工作によって落城させるという、政治的な手段を用いた戦法。 秀吉の小田原攻めや大坂冬の陣で使われた。 |